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| ☆旅の玉手箱☆ 2006/ 7/01 第333号 | |
| ===== はじめてのお遍路さん(その2)====== 先週に続き、お遍路さんの旅・四国八十八ヶ所巡拝をお伝えします。バスツアーでのお参りの様子を順を追ってお話しします。 今回は富士市内が始発で各地を回り牧之原が最終です。地元からの乗車が好評でした。この日はあいにくの雨模様でしたが四国に着いたときには雨も上がり傘を差さないお参りが2日間出来ました。これもお大師様のおかげと感じるお参りでした。 四国に着くまでの車内で、皆様が注文した巡拝用品をお配りし、お参りの仕方やお経の上げ方などを練習致しました。ほとんどの方が初めてのお参りということで不安がいっぱいの方も多かった様ですが、白衣を着てお経を練習するうちにお参りの心の準備も整っていくようです。 一番札所の霊山寺(りょうぜんじ)に2時頃到着。いよいよ巡拝の始まりです。バスはお寺のすぐ横の駐車場に着き、山門でまず一礼。手水で手を洗い口を濯いでから本堂へ向かいます。本堂では、お灯明(ろうそく)、お線香、お賽銭を上げます。 四国お遍路ならではのものとして「納め札」を賽銭箱のような納め札入れに納めます。これは自分の名前、在所を記入し、お参りの所願を書いた紙の札です。このほか般若心経を写経された方は写経入れに一巻納めます。 その後、全員そろっての勤行の始まりです。先達さんのお経の声に続いて皆で唱和します。最初の霊山寺では声も小さくなかなか上手に唱えられなかった皆さんもその日の夕方にはだいぶ慣れてきたようでした。 四国参りでは、本堂でのお参りの他に「大師堂」でのお参りがあります。 本堂はそのお寺様のご本尊が祭られているお堂で、大師堂は弘法大師・空海をお祭りしているお堂です。弘法大師信仰ならではのお札所です。ご本尊様とお大師様の二つのお堂をお参りしますので、88ヶ寺の2倍の176回お経を上げることになり、お賽銭もお線香も2倍いります。 四国八十八ヶ所は四国4県にまたがり、阿波の国徳島県は「発心の道場」と呼ばれています。初めて参る1番札所から10番札所までは十里十ヶ寺といわれ、十里=約40キロの間に10の札所が隣接しています。近いところでは隣まで3分で到着です。良くできたもので当時の歩きお遍路さんにとってははじめの10ヶ寺が楽にお参りでき、苦にならないスタートとなったことです。私たちバスツアーのお遍路さんにとっても同じ事がいえます。 今回の1泊2日のお遍路さんの旅入門編では、十里十ヶ寺と1番から11番までをお参りしました、10番札所切幡寺は山腹にあるお寺で330段の石段を登らなければならない所ですが、巡拝ツアーではバスが入れない山道をタクシーを手配して、山腹のお寺まで楽してお参りを出来るようになっています。山道・石段を、楽をさせて戴きましたがしっかりとお経を唱えましたので、ご利益は十分あると思います。 次回は、宿坊のこと、お納経(御朱印)についてお話し致します。 静鉄観光サービス 巡拝担当/扇 英樹 (四国八十八ケ所霊場会公認 権中先達) 今週の写真は絵解き:般若心経を唱えてのお参り。 |
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